吉野熊野国立公園
熊野古道と壷湯


湯の峰温泉
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標高 宿数 周辺観光
約138m、山間の温泉 旅館数軒 東光寺・壷湯・湯筒・不動の滝・一遍上人爪書・湯の峰王子・熊野古道・熊野本宮大社・まかずの稲・力石

特徴
 熊野川からひと山越えた山間の温泉。政務天皇の頃の発見、日本最古の温泉と言われ、約1800年の歴史がある。湯の峰王子より熊野古道「大日峠」を超えると熊野本宮大社に通じ、平安の昔より熊野詣の参詣者に利用されてきました。
湯ノ谷川の渓谷にある湯筒ではグラグラと摂氏90度の湯が湧き、ここの温泉が決して古いだけの温泉ではないことを物語っています。その少し上流にある壷湯は、川岸の岩場がすっぽりくり貫かれたような壷状の湯船、これが自然の造形物であるとは驚きです。昔は露天、現在は風情のある湯小屋がかけられています。小栗判官が湯治をし蘇生したことでも有名、照手姫との恋物語で知られます。壷湯に入るだけでも十分行く価値のある温泉です。湯筒の利用は一般に開放されており、ゆで卵をつくり、竹の子や山菜を湯がくのに利用されています。平成16年、「紀伊山地の霊場と参詣道」は世界遺産に登録されました。

熊野古道「湯の峰王子」


熊野古道


「熊野本宮大社」
湯の峰王子から徒歩約80分
三本足の烏はヤタガラス、神の使者とされている。
源泉
含重曹硫化水素泉、白い湯花、湯筒は90℃
効能
リウマチ・神経痛・皮膚病・糖尿病・胃腸病・切り傷・火傷・婦人病・高血圧
飲泉と効能
痛風・便秘・糖尿病・肝臓病
東光寺前に源泉汲み場有り、100円/20L
共同浴場
公衆浴場:加水し温度調整
薬湯:源泉
壷湯:入浴者が加水、朝は源泉。
電車で
新大阪→JR紀勢本線特急、約2時間20分→紀伊田辺→本宮行きバス、約1時間30分、湯の峰下車

名古屋→JR紀勢本線特急、約4時間→新宮→本宮行きバス、約70分、湯の峰下車

近鉄八木駅→本宮又は新宮行きバス、約5時間
お車で
大阪松原IC→阪和自動車道・南海湯浅道路、約100Km→御坊IC→R42からR311、約100Km

西名阪柏原IC→五条、約25Km→R168、約100Km

伊勢道、多気IC
→新宮→湯の峰、約200Km
問い合わせ
本宮町観光協会:電話0735-42-0735

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